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黒橋 禎夫 国立情報学研究所長
国立情報学研究所オープンハウス2025開催にあたってのご挨拶、ならびに本研究所の取り組みを、黒橋所長からご紹介します。
相澤 彰子 国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授/主幹
略歴
ウェブ文書を中心とする膨大な量の文書で訓練した大規模言語モデルが急速に進展し社会に浸透する中で、それぞれの分野や利用ニーズあわせたドメイン適応モデルの研究開発が活発に行われています。本講演では、日本の医療現場で安心して使えるAIの実現を目指した、オープンで透明性が高い医療用大規模言語モデル構築の取り組みを紹介します。また、大規模言語モデル医療ドメイン適応について、最新の動向に基づき今後の方向性を考察します。
原田 達也 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
略歴
近年、大規模言語モデル(LLM)の医療への活用は進みつつあるが、医療診断は言語のみからなされるものではなく、医用画像等、様々なモダリティから多角的に導かれるものです。つまり、複数のモダリティのデータを総合的に理解し、個別化された治療法の提供、病気の診断を支援する大規模マルチモーダルモデル(LMM)の医療分野への応用はきわめて重要です。そのため、2024年度の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「統合型ヘルスケアシステムの構築」において、日本語に特化した医療大規模マルチモーダルモデルの構築を行いました。本講演ではその構築方法の解説と成果について紹介します。
今井 健
東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 准教授
自治医科大学 データサイエンスセンター特別特命教授
児玉 安司 新星総合法律事務所 弁護士
NIIは情報学分野の研究と情報基盤事業に取り組んでおり、社会が抱える課題を解決する実践的な研究開発の推進を目指しています。そのためには産官学の連携が不可欠であり、一層の連携強化のため、NIIが有する多様な研究者の研究成果あるいは取組み課題の産・官へ向けた継続的な発信を行っています。
本セミナーは企業等と活発に連携している研究者が、産学連携の視点から研究領域の動向と自らの研究概要や連携の成果等をプレゼンし、企業等の皆さまとNII研究者との交流の契機をもたらすプログラムセッションです。
音は日常生活において欠かせないメディアである一方、空間を伝搬する音を操ることは難しく、音に起因する不快感を感じることも多くあります。特に、道路交通騒音をはじめとする環境騒音は大きな健康損失を引き起こすとされており、未だに解決が難しい社会課題の一つです。NII小山研究室では、音空間の予測・制御を実現する信号処理・機械学習技術を研究しており、その応用の一つである空間的なノイズキャンセリング技術に関して、NTTと包括連携協定のもと共同研究を実施しています。今回のセミナーでは、本共同研究の最新状況について、NTTとNIIの双方の研究者からご紹介します。
NTTとNIIは長年に亘り包括連携協定を締結し、その下で様々な共同研究を実施してきました。本講演では、これまでに得られてきた成果と今後の展望(NIIへの期待も含め)についてご紹介します。
寒川 哲臣
NTT先端技術総合研究所
常務理事 基礎・先端研究プリンシパル
ノイズキャンセリング技術は,騒音をスピーカ信号によって打ち消す技術であり,イヤフォンやダクトなどで使われています。しかし,従来の技術を3次元空間で適用すると,静音化できるのは非常に狭い領域に限られてしまうという問題がありました。本講演では,我々が研究を進めている,音の空間的な予測と制御に基づく空間ノイズキャンセリング技術を紹介します。
小山 翔一 コンテンツ科学研究系 准教授
我々は、究極のパーソナル音空間(Personalized Sound Zone)を構想し、その要素として「耳をふさがず、聴きたくない音は聴こえない」を実現する技術開発に取り組んでいます。そのなかで本共同研究では、小山准教授が取り組まれる空間ノイズキャンセリング技術を用いた空間音響システムの実装に挑戦しており、本講演ではその取り組み状況についてご紹介いたします。
伊藤 弘章
NTT コンピュータ&データサイエンス研究所
メディアコンピューティング研究プロジェクト
主任研究員
総合研究大学院大学 情報学コースに関する出願方法、在学生からの学生生活紹介など情報学コースの入試説明会を開催します。
プログラム(予定)
※スケジュールは変更となる可能性があります。
普段は時間をかけて深く語られる研究を、研究者が7分半で駆け抜ける「NII研究100連発」。10人の研究者がそれぞれ10のプロジェクトを紹介し、合計100の発見を短時間でお届けします。このユニークな形式は、研究者の情熱や個性が垣間見える貴重な機会。NIIの多様な研究を通じて、新しい発見や普段は目にすることのない面白い研究に出会いましょう。
理系文系どっちも研究する人。理系の大学の講師で、科学やSDGsの漫談や実験お笑いライブをしてます。
ポッドキャストで日本の科学部門で3年間連続で上位3位をキープの科学のラジオでも活躍中
科学技術振興機構サイエンスアゴラ賞等。
デモ・ポスターセッションは、国立情報学研究所の研究者や大学院生による研究発表を行います。今年は、学術総合センター2階の中会議場をリアル会場として、それぞれのブースに、デモやポスターを展示しています。
※オンライン中継はございません